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看護学科1年生の演習の場面です。これが演習?って思うかもしれませんが、至って真剣です。
今日は体位の演習中で、人間は同じ姿勢で寝ていたらどのくらいで身体が痛くなるのかを確認しています。
私達の普段の睡眠中には約30〜40回は寝返りをうっていると言われています。ということは約10分ごとに寝返りをうっていることになりますね。
病院には自分で寝返りを打てない患者様もいて、看護師が体位変換をすることもあります。
仰向け(仰臥位)で寝ていたらどこが痛くなるのか?実はそこがとても大切で、痛くなるところが皮膚トラブル(褥瘡)の好発部位なのです。圧迫し続けることで血液の流れが悪くなり、皮膚トラブルが生じます。
好発部位を理解することが出来れば、おのずとそこを観察しなければならないという考えになります。自分で動くことが出来ない患者様の体験をすることで学ぶところが沢山あります。