学校法人ベル学園 岡山医療福祉専門学校

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一般入試が行われました 〜学生募集担当の独り言〜

『助手席で 進路希望を話すとき 母は静かにラジオを消した』

先日皇居で開かれた歌会始にて詠まれ注目を浴びた、新潟の高校三年生の篠田朱里さんの短歌です。

進路について真剣に向き合う家族の情景が目に浮かび、心をつかまれました。

私たちは常々「心に響く」という事をテーマに、学生達と共に看護、介護というものに向き合っています。

患者様、利用者様が抱える痛みや苦しみについて理解し、共に向き合う事が責務です。

しかし、それに加えて「背景に目を向ける」事も本当に大切な姿勢だと思います。

患者様や利用者様は、病気や怪我、加齢による不自由さによってのみ苦しんでいる訳ではない、という事にこそ目を向けるべきではないでしょうか。

「心に響く」とはどういった事なのか、改めて考えさせてもらいました。

当校を受験して下さる方一人一人に、この歌を詠んだ篠田さんと同じように背景があるはずです。

その事を今一度心に留め、受験生の方一人一人に向き合わさせて頂きたいと思います。

看護師、介護福祉士を目指す受験生の皆さん、これからも是非頑張ってください。

学生募集・広報担当 安達 拓志

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