看護学科1年生の演習の様子です。
入院患者様の多くは、思うように日常生活を送ることができない状況で過ごされています。 1日中ベッド上で過ごすこともあり、身体の清潔を保つことも難しい場合があります。
そこで、「手浴」というベッドの上で手を洗う演習を看護学科の1年生が行ないました。 お湯の温度やかけ方、手や関節の支え方、ポジショニングなどを考えながら 寝具や衣類への汚染をさせないように実施していきます。 もちろん、「手浴」は手を締麗にすることが目的ですが、その他にも生活リズムを整える機会になったり、指先の血行促進、リラックス効果など様々な目的・効果を体験することで学びを深めました。
学生達は、「こんなに丁寧に洗ってもらえることが嬉しい。」と改めて患者様の立ち場に立つことで発見することも多かったようです。 演習をおこなっている1年生の表情が少しずつ看護師に近づいているようで素敵でした。