看護学科2年生の母性看護学の授業の様子です。
今回、講師からの座学の授業だけでなく、学生自身が主体的に学べるように、グループで指導者役と学生役になり演習が行われました。
内容は、妊婦計測・レオポルド触診法・胎児心拍測定・新生児の扱い・沐浴・新生児計測等を実施しました。
今回の演習の目的は、「指導者役を体験し、効果的な指導を考えることができる」ことでした。
看護とは、指導を通して教育的視点で患者様と関わることも必要となってきます。
その際、「伝え方」において相手の理解度や個別性を考慮することが大切です。
演習を通して、指導する側に立ち「教えることの難しさを実感しました。」「人に伝えたつもりでも伝わるには程遠いと感じた。」など相手の立場に立つことの重要性を改めて学ぶことができました。
他にも、新生児のバイタルサイン測定では、「一分間で120〜130回の心拍数の速さをカウントする大変さを実感しました。」と成人のバイタルサイン測定との比較も出来たようです。
また、粉ミルク・アレルギー対応のミルクを飲み比べてみて「自分たちもミルクを飲んで大きくなったんだな〜。お母さんはミルクの準備するのも大変だったんだね。」と母性を尊重し生命への畏敬においても改めて考える機会になったようです。