看護学科は、2年次の後半から3年次の11月まで全10クールの領域別実習を行います。

写真は、看護学科3年生の9クール目の最終カンファレンスを終えた後の様子です。

気づけば残すところあと1クールになりました。

実習最終日、達成感を感じ、名残惜しささえ感じるようになったようです。

それと同時に、「国家試験絶対合格！」という意気込みと、4月から看護師としての自分のイメージが高まっているようです。

在宅実習を終え最終カンファレンスでの学生の学びを聞き、胸が熱くなりましたのでご紹介させて頂きます。

「私は、療養者さんの様子をただ傍観しているだけでした。きっと何も声をかけない私を見たご家族にも不信感を与えたと思いました。それではダメだと思い、一晩考え、目の前の療養者さんを自分の祖母と思って関わろうと決めました。そしたら、今まで気づけなかったことまで気づけて一つひとつ声をかけられるようになりました。実習最終日に、ご家族の方がスタッフに学生のことを誉めていたよ。と聞いて心から嬉しかったです。相手の立場に立つということを学びました。」

これが寄り添うということであり、豊かな人間性ではないでしょうか…

さあ、ラスト１クール！３年生の更なる成長に期待できそうです。