看護学科1年生は、口から食事が摂れない患者様に対してカテーテルを挿入して栄養補給を行う「経管栄養法」の演習を行いました。
喉の奥には気管と食道に分かれているところがあります。
気管の方にチューブが入ってしまうと、呼吸が苦しくなってしまうため「ごっくんしてください。」と声を掛けながら嚥下運動に合わせて食道の方にカテーテルを誘導することがポイントになってきます。
ついつい技術に集中してしまいがちですが、鼻からカテーテルが入っている状態をどのように感じているのでしょうか。
普段当たり前のように口から食事をしていても、急にできなくなったらどうだろうか…
モデル人形での演習ですが、一番大切な相手の気持ちを考えることを忘れず、安心・安全で確実な技術を習得してほしいと思っています。