先日、看護学科1年生は、待ちに待ったバイタルサインの実技試験を行いました。
バイタルサインとは「生命の兆候」であり、体温・脈拍・呼吸・血圧測定を行います。
試験中の学生達の真剣な様子から緊張の鼓動が聞こえてくるようでした。
それ以上に学生達の合格を祈りながら血圧の測定値を一緒に読み取る教員の緊張も伝わってきますね。
実技試験とは別に、今回印象的だったことがありました。
それは、学生達の「声掛け」です。優しい口調と穏やかの表情から安心感を感じることが出来ました。
何をするのか説明することによって、患者様は安心感を抱くということ、また不安に思って接すると患者様に伝わってしまうことを患者役になって経験することが出来ました。
患者様の立場に立つことを忘れず、患者様の反応を確認しながら、正確に測定する技術を習得してほしいと思います。