看護学科3年生は、3年間の集大成として卒業研究を書きあげ、3日間にわたり発表をおこないました。
今までの実習の中から、特に印象に残った実習を選び、自分がおこなってきた看護は妥当だったのか?自分のおこなった言動の本当の意味は何なのか?患者様の発言に隠された本当の意味とは何なのか?などを研究しました。
何気なくおこなっているように見える看護も、必ず根拠はあります。自分がおこなった看護には意味があります。いままで解らなかってけれど、行ってきた看護を文字におこすことで沢山の事が見えてきました。研究を担当した教員と10数回もやりとりし、くじけそうにもなりました。
しかし、3年間看護を学び、ようやく道筋がみえたような気がします。発表時には、実習を思いだし、涙する学生も・・・。
この先は「看護師国家試験」という最大の壁が待っています。
今回の研究をやり遂げた力がある3年生なら必ず、全員合格してくれると信じています。