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コミュニケーションの講義は基礎看護技術の中にあります。普段私たちが何気ない会話の中にも沢山のコミュニケーション技術が使われているはずです。
例えば「今話をしてもいいですか?」「今忙しいですか?」など相手の気持ちを考えて話しかけています。
人と人との適切な距離というものはお互いのテリトリーを侵さないということから判断され、それぞれパーソナルスペースがあります。これは看護師と患者関係も同様です。今回の演習では実際にどのくらいの距離まで近づくことがいいのか?何センチ以上近づくと不快に感じるのかなど考える機会になりました。これが解らなければ、自己満足の看護になり患者のことを考えない空気の読めない看護師へと変身してしまいます。
国によっても人によっても距離感が違うことを理解しながら看護をすればきっと円滑な人間関係が作れるのだと思います。