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看護学科3年生は、病院実習もすべて終了し、履修する単位もあと少しになりました。
今回は、災害看護の授業で「被災者」「搬送」「トリアージ」の3チームに分かれて演習を行いました。
演習ではトリアージや搬送がゲーム感覚となり、患者やそこに寄り添う家族への対応や、
「赤」ラベルの方の観察などが疎かになっているなど技術だけではなく、改めて看護師の役割として力不足を痛感したようです。
災害時の緊迫した状況下において、トリアージチームのチームワークとコミュニケーションが不可欠であるということも
実感できました。
災害看護は、統合分野・基礎看護技術がなければ患者様を搬送できません。
また、臨床のアセスメント能力がなければトリアージができません。
時には呼吸があっても「黒」ラベルとなり命の優先順位をつけなければならない…
演習を通して、医療従事者としての責務と向き合えることができました。